マリオくんトライアル
とうとう、マリオくん、トライアルに入りました。里親さん宅で「お試し」です。
訪問時に、トイレの場所が玄関だったので、それはNGと、台所に変えて貰ったり、
とにかく脱走にだけ注意してくださいと、窓の対策などを指南。
メガサイズのマリオくん用にと、トイレも爪とぎもベットも、デカいのが準備されていて、とっても楽しみにしていたんだなぁというのがわかりました。わかっているけど、3年近く一緒に暮らしていたので、やっぱり心配で心配で・・・知らない土地でもし、迷子になったらとか、想像がね、膨らみ過ぎちゃうの。毎回、里子に出したときは、こういう気持ちになるんです。マリオくんは長くいたから特に、ね。正直、もううちの子でもいいかなとか、本心はどの子も一度触れた子は、手放したくないんです。これって、もしかして束縛というヤツ!?人間に対しては全くない感情・・・
でもそうも言っていられません。私自身あと20年は確実に生きるという保証があるわけじゃあなし。アラブの石油王にでも見初められたら考え変わるかもだけど。
大切にしてくれる方の元へお渡しするのが役目と、自分に言い聞かせて。
その子の持つ、運を信じて。
背筋を伸ばして、深呼吸して、決断するのです。
マリオくん、我が家で最後の夜。
そして、里親さん宅で、撫でられてうっとりのマリオくん。
うん、大丈夫大丈夫。
とか言って、心配でまだ数日は寝れないと思うけど。
とか言って、トライアル成功するとは限らない。戻ってくることもあるからね。
そん時はそん時、ギュッとするよ。イヤがるだろうけど。
結局、また思い出しては、写真を見ては、泣いてしまうんです。
いつもの場所にあのデカい身体がないとか、マリオくんのごはんを用意しちゃったとか。もう、意味不明。猫おば、年ですね、年。